- コラム
EV充電まめ知識⑦ ~自動車税と自動車重量税~
以前のコラムでもお伝えしましたが、EVでも車検が必要となります。
EV充電まめ知識⑥ ~EVは車検不要?~ – EV充電コンシェルジュ (dual-hd.co.jp)
その車検の際に掛かってくるのが、自動車税と自動車重量税になります。
さて、EVもガソリン車と同様に掛かるのでしょうか?
正解は当然に掛かります。
「自動車重量税」は、新車登録時に3年分をまとめて支払い、その後は2年ごとにある車検時に支払うことになります。
2年ごとにある車検時の支払い(エコカー減税対象外の場合)は、1t未満の軽量コンパクトカーは16,400円、一般的な乗用車なら24,600円(1.5t以下)から32,800円(2t以下)が目安です。
この他、2年ごとにある車検時には印紙代も掛かります。
正式には「自動車検査登録印紙」といい、検査にかかる手数料のことです。
普通車の印紙代は1,600円(ワンストップサービス未使用時)です。
一方、「自動車税」は排気量に応じて税額が決まり、毎年支払う必要があります。
税額は25,000円(排気量1.0L以下)から110,000円(6.0L超)まで10段階です。
排気量2.5L超から3.0L以下の車で50,000円ですから、およそ30,000円から50,000円と考えておけばいいでしょう。
ただし、EVにおいては、「自動車重量税」は新車登録時と初回車検時が免税(100%軽減)、「自動車税」は新車登録年度の翌年度分が75%軽減されます。
車検もですが、税金も免税、減税されるのでEVってお得ですね。
詳しくは下記参考資料をご参照ください。
※参考資料
国土交通省「継続検査等時における自動車重量税の税額」
https://www.mlit.go.jp/common/001403201.pdf
国土交通省「自動車検査の法定手数料変更のお知らせ」
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/000234495.pdf
経済産業省「大きく変わった、クルマの税」―「01 新車の「自動車税」が毎年減税!(自家用乗用車に限る)」
https://www.car-tax.go.jp/change01/