- コラム
脱炭素とは?①
脱炭素についてコラムに掲載していなかったので今更ですが、ご説明させていただきます。
脱炭素とは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることです。
脱炭素を実現した社会を「脱炭素社会」といい、日本政府は2050年までに脱炭素社会を目指すと宣言しております。
「温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」とは、全く排出しないのではなく、脱炭素の取り組みで温室効果ガスの排出量から植物によって吸収される量を差し引いて「実質ゼロ」を目指すことです。
現在の経済活動や日常生活の中で温室効果ガスの排出をゼロにするのは不可能です。
そのため、脱炭素社会を実現させるためには温室効果ガスの排出量を減らすだけでなく、植林や森林管理で温室効果ガスの吸収量を増やすための取り組みが必要となります。
これは日本に限った話ではなく、120以上の国と地域が2050年までに脱炭素社会の実現に向けて取り組みを進めているのです。
では、なぜ脱炭素を目指すのかは皆さんご存じですか?
脱酸素を目指す理由は大きく二つあります。
・地球温暖化による気候変動を食い止めるため
・化学燃料の資源がなくなるため
温室効果ガスは地球温暖化の原因とされております。
これまで世界は経済を廻すために科学燃料を燃やし、森林伐採をしてきました。
その結果、世の中は便利にはなったが二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが増加し地球温暖化が進んできました。
地球温暖化によって引き起こされる可能性のある事象として、以下のようなものがあります。
・異常な暑さによる健康障害
・高潮や洪水の発生リスクの上昇
・生態系への悪影響
・異常気象によるインフラ機能の停止
地球温暖化により大気に含まれる水蒸気量が増え、全国平均の年降水量(雨または雪の量)が増加しており、近年問題となっている『ゲリラ豪雨』もこれが原因の一つであると考えられております。
気温に関しても近年だと40度を超える日もあります。
気温の上昇だけでなく、地球温暖化の影響は干ばつや水不足、森林災害や健康障害、食糧問題と被害は多岐にわたることが分かります。
その為にも、温室効果ガスの排出量を減らして地球温暖化を食い止めなければなりません。
次回はもう一つの理由である「化学燃料の資源がなくなるため」について書かせていただきます。
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