- コラム
社用駐車場への設置に向けて
先日、ご依頼頂いたとある企業様の社用駐車場の現地調査を行いました。
以前下記コラム(現地調査~EV充電器を設置するにあたり~https://ev-concierge.dual-hd.co.jp/column/679)で取り上げましたが、「建物の余剰電力を使えるか」がキーとなります。
EV充電器様にもう1系統引き込む「特例受電」を用いれば、「キュービクルの増設などが不要」になったり、「実際にEVで使われた電力が明確化」するというメリットがありますが、費用面で「特例受電の為の追加工事費がかかる」「基本料金がかかる」といった費用面でのデメリットが出てきます。
特に基本料金は低圧動力契約の場合は数万円かかる為、少ない電力使用量の場合は負担が大きくなります。ですがその分電力量料金は従量電灯プランより安くなる事が多いので、電力を多く使用する場合は総合的に安価となるケースもあります。
今回お伺いした運送会社様は施設入口にすでにキュービクルが設置してあり、余剰電力があるかを協力会社の方に確認して頂きました。
結果として充電器を稼働する電力を確保できる事が分かり、キュービクル内に新たにブレーカを設置し施設内電力を利用する方法で進める事となりました。
社用のEVトラックと社用車EVを短時間で充電できるよう、急速充電器でのご提案でしたが、夜間に充電する事を考え普通充電器でも同時にご案内。
機器が決まり次第設置に向け補助金申請の準備も併せて進めています。
設置工事の様子や実際の充電器の利用の様子などは当コラム内で順次取り上げていく予定です。
設置工事費、補助金内容については個別にお答えができますので
お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
お問合せ先
株式会社DUALホールディングス 「EV充電コンシェルジュ」
※「お問合せフォーム」からも問合わせ可能となっております。