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EV充電器の設置件数~気候との関係考察~

  • コラム

EV充電器の設置件数~気候との関係考察~

EV充電器の仕様書には使用範囲温度の記載が有ります。

 

某メーカーの使用温度範囲

-10℃~40℃の範囲を使用温度と設定しているメーカーが多いようです。

筆者はこの業界に関わる前は「充電器は寒い所では性能を発揮できない」と思っていました。

 

では、実際に全国の充電器の設置分布図はというと・・

 

東京都:3,194箇所

神奈川県:2,020箇所

千葉県:1,993箇所

愛知県:2,012箇所

大阪府:1,299箇所

福岡県:1,107箇所

GoGoEV調べ)

 

大都市圏では設置数は1,000基を超えていますが、寒い北国や熱い南国ではどうでしょうか。

 

北海道:1,168

青森県:379

新潟県:781

沖縄県:314

 

確かに青森、沖縄などは設置数が少ないですが、北海道が1,168基という事で、単純に気温で設置数が左右されるという事ではないようです。

 

次に、次世代自動車振興センターの調査した「都道府県別補助金交付状況 電気自動車等

都道府県別補助金交付状況 EV・PHV・FCV・原付EV_調査・統計_CEVの補助金交付を行う次世代自動車振興センター (cev-pc.or.jp)2021年の統計によると、

 

東京都:7,066

神奈川県:3,401

千葉県:2,061

愛知県:4,566

大阪府:2,925

福岡県:1,709

北海道:854

青森県:185

新潟県:451

沖縄県:234

 

と出ています。

上記から電気自動車の補助金申請の多い=充電器の設置数が多い

という事が分かります。

 

今後電気自動車が増えるにつれこの数字は変わってくるかと思いますが、設置の実績などを見てもわかる通り、充電器は気温に左右されず稼働が可能(極端な温度はもちろん除いて)です。

メーカーによりますが「寒冷地仕様」といったオプションを備えている機種もあります。

 

20社以上のメーカーとお付き合いのある当社だからこそ分かる情報もあります。

充電器選びのアドバイスなど、些細なことでも構いませんので、お問合せ頂ければと思います。

 

お問合せ先 

株式会社DUALホールディングス 「EV充電コンシェルジュ」 

ev-concierge@dual-hd.co.jp 

※「お問合せフォーム」からも問合わせ可能となっております。