- コラム
EV充電まめ知識⑤ ~EV車にはドライブシャフトは必要ない?~
結論からいうとEV車には、一般的にドライブシャフトと呼ばれる伝達軸はありません。
なので、EV車にはドライブシャフトは必要ないのです。
これは、EV車が内燃機関を使用していないため、エンジンからトランスミッションに伝えられた動力を後輪に伝える必要がないためです。
EV車は、高性能なリチウムイオン電池などの蓄電池を使用して、電気エネルギーを蓄えます。
EV充電まめ知識②~EVカーのバッテリー~ – EV充電コンシェルジュ (dual-hd.co.jp)
そして、電気エネルギーをモーターに供給することで、車両を駆動します。
このため、EV車には、電動モーターと車輪をつなぐドライブシャフトは必要ないのです。
その代わりに、EV車には、モーターを制御するインバーターやバッテリー管理システム、充電システムなどの電気制御システムが必要となります。
これらのシステムによって、高効率なエネルギー変換が実現され、EV車の高い性能と持続可能性が実現されます。
また、EV車は、内燃機関を搭載した車両よりもシンプルでコンパクトな構造になっているため、EV車には、ドライブシャフトやエンジン、トランスミッションなどの部品が不要であり、車両全体の重量やコストを削減することができているのです。
以上のように、EV車には、ドライブシャフトという機構は不要であり、電気制御システムによって高効率なエネルギー変換が実現されています。
EV車は、内燃機関を搭載した車両に比べてシンプルでコンパクトな構造を持ち、より高い性能と持続可能性を実現することができるのです。
ミッション系やエンジン系のトラブルが無くなると故障も少なくなりメンテナンスに掛かる費用も抑えられると言われております。
ではPHVはどうでしょうか。
こちらも以前のコラムにて、スバルがPHVの開発中止を決定した事をお伝えしました。
(スバルのPHV開発中止からみる各メーカーの動向 – EV充電コンシェルジュ (dual-hd.co.jp)
PHVの場合はエンジン車と電気自動車両方面での開発が必要になるため、メーカーにかなりの負荷がかかってきます。
ユーザーとしては充電器スタンドの少ない現状では、ガソリンの恩恵も受けられるPHVがベストチョイスのように見受けられます。
当社としてはその現状を打破するべく、EV充電器の設置を推進していきます。
設置・機器のお問い合わせについては下記のお問合せフォームよりお待ちしております。