- コラム
電気自動車はどのくらい走れるか
電気自動車の課題として挙げられるのが、「航続距離をいかに得るか」です。
現在発売されているもしくは発売予定のEVカーは「200km」「400-500km」の2種類に分けられるのが現在のトレンドとなっています。
国産EVカーの航続時間(メーカーカタログより)
メーカー/車種 | バッテリー容量 | 航続距離 |
日産 リーフ | 40~60kWh | 322~450km |
日産 アリア | 66~91kWh | 470~640km |
日産 サクラ | 20kWh | 180km |
トヨタ bZ4X | 71.4kWh | 487~559km |
スバル ソルテラ | 71.4kWh | 487~567km |
ホンダ Honda e | 35.5kWh | 259km |
三菱 eKクロス EV | 20kWh | 180km |
海外EVカーの航続時間
メーカー/車種 | バッテリー容量 | 航続距離 |
テスラ Model3 | 非公表 | 565~689km |
BYD ATTO3 | 58.56kWh | 485km |
BMW iX3 | 80kWh | 508km |
メルセデスベンツ EQB | 66.5kWh | 468~520km |
ヒョンデ IONIQ 5 | 58~72.6kWh | 487~567km |
プジョー e-208 | 50kWh | 395km |
ボルボ C40 Recharge | 69~78kWh | 484~502km |
もちろん季節やバッテリーの状況によって航続距離は左右されます。
特に、個人的な見解ではありますが、「エアコンの使い方で全然変わる!」です。
電欠(ガソリン車でいうところのガス欠)を恐れながら走る事になる為、せっかく電気自動車を購入するならバッテリー容量の多い車種を選びたいところです。
そして、その大容量のバッテリーを充電するには、やはり高出力のEV充電器が必要となってきます。家庭用では3.2kw普通充電器、商業施設では6kw普通充電器もしくは急速充電器が設置されているケースが多いですが、今後道の駅、高速道路PA・SAを中心に、超高出力急速充電器が出てくる事が予測されます。
次回はその超高出力充電器の設置について取り上げたいと思います