- コラム
高出力の急速充電器の設置
以前のコラム(電気自動車はどのくらい走れるか:電気自動車はどのくらい走れるか – EV充電コンシェルジュ (dual-hd.co.jp))にて高出力の急速充電器について取り上げましたが、設置工事については下記の工事があります。
- 高圧受電設備(キュービクル)を設置し受電する工事
- 特例受電を用いて受電する工事
どちらもメリット、デメリットがあります。
- キュービクルを設置
設置工事費用が高額となりますが、電気料金が低圧電力契約と比べ安価となります。また、キュービクルは箱の中に機能がすべて格納されているので、現場での取付工事を簡単に行う事ができます。長い目で見れば経済的な設備と言えます。
- 特例受電を用いて受電
キュービクルの設置と比べ設置費用は格段に安価となります。また、キュービクルは設置後に毎月の日常点検と年1回の年次点検が義務付けられていますが、特例受電の設置方法にはそれがありません(もちろん充電器のメンテナンス等はありますので何もしなくていい訳ではありません)。
キュービクルの設置がいるかは設置場所や設備の状況によるところが大きくなります。
基本的に低圧動力契約は50kWまでの設備が対象となり、それ以上はキュービクルの設置は必要となります。
充電器によっては、蓄電池を内蔵し50kW以上の出力を担保できる機器もあり、
JFEテクノス株式会社のSuper RAPIDAS-SRや、Bell Energy株式会社のBoost Chargerなど、デザイン的にも優れているものがラインナップされています。
Boost Charger(ベルエナジー株式会社|Boost Charger (bellenergy.co.jp)
また、特例受電、キュービクル設置のどちらにでも補助金は適用となります。
補助率や補助の要綱などを含め、お問い合わせ頂ければ設置条件に合わせたご提案をさせていただきます。
お問合せ先
株式会社DUALホールディングス 「EV充電コンシェルジュ」
※「お問合せフォーム」からも問合わせ可能となっております。